仕事に活きる「伝える力」「考える力」を大喜利ワークで楽しく伸ばす

ステップアカデミー講師の方にインタビュー。
今回ご紹介する山本ノブヒロさんは、日本で唯一の「大喜利ファシリテーター」として活動されています。
お題にボケて、「伝える力」「考える力」を磨き、就職・転職に役立つ武器を身につけたい方に必見の記事です。

山本ノブヒロさん

日本で唯一の「大喜利ファシリテーター」。
中学一年生で不登校となり、自室にひきこもり生活。
居場所の無くなった学校での時間と人間関係を、ラジオから得た「一言で笑わせる」ことで切り抜けた経験から、「笑い」「ユーモア」の力・魅力を強く実感。
大学・大学院では教育社会学を専攻し、卒業後は会社員として上京。
仕事の合間を縫って、2010年から「山本妄想社」の名でオオギリストとして活動。
その後、参加型学習プログラムとしての【大喜利ワークショップ】を確立し、2018年より、日本初となる習い事としての大喜利教室を新宿で開校。
翌2019年には法人向け事業をスタートし、上場企業等で社員研修・アイデア創発セッション等を実施し、現在に至る。

「あなたの中にあるもの」を「うまく伝える」ための方法をお伝えします

ーご担当いただく講座について教えてください

お題にボケる「大喜利メソッド」の活用やこれまでの舞台演出・Zoom講座づくりなどのノウハウを活かし、就職や転職を目指す方へ「自己表現力」「発信力」「伝達力」をUPさせる講座をお届けします。
本講座は「お笑いごっこ」とは全く違います。
個人の能力やセンスに頼らず、確実に一歩ずつ、「あなたが、あなた自身の感性を発信する方法」を実現します。
企業研修や学校の授業などで、3000人以上に「オモシロの科学」を体験型講座で実戦してきたノウハウで、みなさんをサポートします。

ー講座への思いも教えてください

「あなたの中にあるもの」を「うまく伝える」こと、 「あなたが本来持っているセンス」を「きちんと活かす」こと、そのための具体策も、トレーニング法も、学校では教えてくれません。
大丈夫です、私が教えます。

講座では以下の点を工夫しています。
・リピート受講の方にも効果的な学びがあるよう、お題や特集コンテンツなどを多数用意し、効果的に復習・学び直しできるようにしています。
・オンライン(Zoom)、対面・集合型どちらにも対応しています。
・コロナ禍の時勢にあわせ、どうすれば画面越しに効果的なメッセージを伝えられるのか、についての具体的な指導もご用意しています。

ー講座を受講した場合、どのようなスキルが身につきますか?

・自分のことを、きちんと伝えられるように、なります。
・相手のことが、きちんと見えるように、なります。
・目の前のひとに、今よりも「自分のことを興味深く扱ってもらう」ことができるように、なります。
→「採用される能力」だけでなく、「ひとつのチームで長く働く」ための信頼づくりを促進します。

・感じたことを言語化するスキルが身につきます。
・世界の見かたが、変わります。
・目の前のことから、意味のあること、オモシロいことを「さがして、みつける」チカラが、つきます。
→「自発性」「能動性」のある人材として評価されやすくなります。

大喜利を教材として、みんなの力にできるようにしました

ー大喜利に至った経緯を教えていただけますか?

大喜利に至った経緯は大きく二つあります。
まず、一つ目は不登校だった頃の体験です。

不登校だった私を教員が学校に引っ張っていきました。
居たくもない教室に放り込まれました。
「隣の生徒とも仲良くないし、授業もわからん。」
ここに居ちゃいけない気持ちが強くなる。

そのとき、何気ない先生の言葉が、いい「フリ」になってるな、と思いました。
深夜のラジオのハガキ職人たちならどう応えるかな、こんなこと書くだろうな、と思い、ぼそっと一言添えてみました。
となりの席の同級生が「ぶっ」と吹き出して笑いました。
その瞬間から、教室に居てもいいような気がしました。

笑わせるって、ユーモアって、瞬間、空気を変えたり、ヒトをつないだりするよなぁ、って思いました。

ー二つ目のきっかけはいつ頃ですか?

サラリーマン時代です。
サラリーマンを3年半やったあたりで、鬱になっていちど辞めました。
時間が余っていたので、アマチュアの「オオギリスト」としてお笑いライブを渡り歩き、大喜利で芸人たちと戦っていました。

そのときは「相手に勝ちたい」「自分がイケてると証明したい」と思っていました。
大喜利では、そこそこ、勝てました。
今はテレビに出てる某芸人さんたちにもぜんぜん負けてませんでした。
自分には笑いのセンスがあるんだ!芸人よりオモシロいんや!と、天狗になりました。

でも「ネタ」を書いてみたら、ぜんぜん書けない。
満足のいくものが、ぜんぜん創れなかったんです。
あるとき楽屋で某芸人さんのコントを見ている時に、とつぜん気づいたのです。
「あ、漫才とかネタって【作り込んだコンテンツ】なんだな、でも大喜利は【その場でのコミュニケーションの結果】でしかない。ぜんぜん、違うことしてるやん。」と。

だから私勝ててたんですよ、芸人さんにも。
その瞬間、ネタを書く芸人さんたちのリスペクトと同時に私のなかに浮かび上がってきたのは「大喜利を【教材】として、お笑いの場だけでなく、みんなのチカラに、できるんじゃないのか?」という気持ちでした。
そこから現在に至ります。

この講座を受講しようか、迷っている方へ

わたしの講座には、すべて「参加型のワーク」があります。
ただ聴くだけ、見るだけのものは、ありません。
でも、みなさんのワークの成果に対して、点数をつけたり、一番を決めたりはしません。
ワークを通してみなさんが何を持って帰ってくれるか、みなさんに何を私から提供できるか、そのことだけを考えています。
私からみなさんにギフトするのは「シゴトに 効く 武器」です。持って帰ってください。

\山本さんの講座については、こちらから/