ふわふわと心地よく「あなたのことば」を一緒に見つけていきましょう

ステップアカデミー講師の方にインタビュー。
今回ご紹介する嘉陽沙織さんは、大学で日本語学を研究し、教員や受託事業の運営、小売店の店長を経験し、現在は発達支援の児童デイや不登校中学生のための居場所事業などを掛け持ちされています。

どのお仕事でも「伝えるための工夫」をし続けてきた嘉陽さんが担当してくださるのは、自己紹介や自己分析の「準備運動」となる講座や、自己PRに使える「自分のことば」を見つける講座です。
緊張せずに人とコミュニケーションを取りたい、もっと上手く話せるようになりたい、という方におすすめの講座です。

嘉陽沙織さん

沖縄県の北部の田舎で生まれ育ち、地元の高校を卒業後、琉球大学に入学。
大学では日本語学研究を通して、日本語と沖縄方言の仕組みや成り立ちについて学び、おじいさん・おばあさんへ言語の訪問調査を実施。
大学卒業後すぐに学校教員になったものの、「実社会」を知らないまま教員を続けることに疑問を感じて4年後に転職。
沖縄から全国へ卸小売業を展開している小さな企業に入社し、受託事業の運営や小売店の店長を経験。
店舗では大人向けのワークショップを企画して講師やお客さんとの交流を楽しみながら6年間忙しく過ごす。
現在は発達支援の児童デイや不登校中学生のための居場所事業などを掛け持ち。
学校・企業勤めの間に何度も繰り返し体調を崩し、自分のメンテナンスは自分でしかできないんだと気がつき、休息の時間をしっかりたっぷり取って楽しいと思う仕事をすることを生きる上で大切にしている。

対話や質問を通して「自分のことばを見つける」

ーご担当いただく講座について教えてください

対話や質問を通して「人と話してみる」講座です。
ステップの先には「自分のことばを見つける」ことを目指しています。

面接・ 自己PR・履歴書の作成につながる内容となっていますが、まずは対面の練習、対話の練習、だと思って受けていただければと思います。

人によって、受けやすいテーマが違うと思うので、いくつかのパターンで用意しています。
がちがちの言葉選びではなく、ふわふわと心地よく「あなたのことば」が見つけられるように、オンライン越しでも呼吸を合わせるようにご一緒できたらと思っています。

ー講座への想いも教えてください

言葉が出ない、いざ話そうとすると緊張する、など誰かとコミュニケーションを取る時に困ったことのある方にお勧めしたいです。
ちょこっとでも「話したい」とは思っているけど、何からやればいいんだろう、という方、一緒に見つけていきましょう。

私は、今まで少なからず誰かに教えたり、ワークショップを企画してきた経験の中で、「同じ趣味の人と知り合えて嬉しい」「話を聞いてもらってほっとした」「この場が楽しかった」という生の声を聞いてきました。
多くの方が居合わせたその「場」って、最初は静かだし、寡黙だし、みな場の雰囲気を見合わせておとなしくしています。
でも何かのきっかけで会話ができ始めたら1時間後には、講師の働きかけがなくても楽しく話していたりする。
全員と話せるようになる必要は無いけれど、自分がつながるべき人とは話せるようになってほしい、そんな思いでこの講座を開きます。

「自分の伝え方」は、何度も自分を見つめてみないと、なかなか見つからないものです

嘉陽さんがその分野についての知識やスキルを身につけようと思ったきっかけは何ですか?

これだけやってきた!という分野があるわけではありませんが、大きく分けると「言語・教育」「企画・販売」の分野にいたことになります。

高校2年生までの学生時代、学校の授業が面白くなくて、アルバイトを掛け持ちしたり学園祭の有志のエイサーをしたりして勉強以外のことを楽しんでいました。
でも高校3年になるときに親から国公立大学に行かないならすぐに働けと言われ、それが嫌で、貯めたバイト代で塾へ通うことに決めました。
その塾では 受験勉強の授業が哲学的だったり、活動の中に森で自然体験をすることがあったり、学ぶことが楽しくて驚きました。

いつか自分も、それらを義務教育の中で提供できたらと思い教員になりましたが、もっと人間的な中身のある、社会経験のある、社会人との繋がりのある教員になりたいと思ったのです。
その後転職し、企画・販売の分野でも伝えることや工夫してアウトプットして他人に見てもらうことの連続だったので、「伝えるための工夫」をし続けています。

ーご自身はどのようにスキルを身につけられたのですか?

「自分の伝え方」って、何度も自分を見つめてみないと、なかなかしっくり来るものが見つからないものです。
どれだけの言葉を多く知っているかとか、難しい表現を知っているかとかではなく、自分がどんなことに微笑み、どんなことに感謝し、どんなことに怒り、どんなことに怯え、どんなことにウキウキするのか。
一例ですが、そんな事柄たちをいくつか考えてみて、頭の中でイメージして、言葉にしてみて、誰かにアウトプットしてみて、また噛み砕いて。
それを繰り返していくうちに、「自分はこんな人です」と言えるような言葉の引き出しができると考えています。

就業を意識してポジティブに、かつ素直にしっくりくるような言葉を見つけるには、この道のりがあるんじゃないかと思っています。
私自身がそうだったので、今のところ、そう思います。

どんな仕事でも活かせる力になります

ー身につけたスキルはお仕事でどのように役立っていますか?

たとえば小売店で店長をしていたとき、ごく一部のお客さんですが「こんなものを買う人いるの?」と率直に聞いてくる方がいました。
沖縄で手作りされた焼き物やガラス、植物でできたカゴなどの雑貨を販売していたのですが、見る人によっては100円均一で買えるようなものなのに値段が高すぎるし魅力を感じないという方もいました。
私は心からいいものと思って売っていたので、反射的にムッとしそうになる衝動をおさえて「作り手さんの顔をご存知の方で、リピーターさんもいらっしゃるんです。よかったらこちらの動画をご覧になってみませんか」「沖縄で採れた素材に愛着を感じる方もいて、使い捨てずに長年使う方が多いんです」などと興味を持ってもらえそうなことばを探して、返すようにしていました。
これがもし「そんなことありませんよ」とか「好きなお客様もいらっしゃいます」だけ返していたら、その先の会話は生まれないと思います。

私がやりたかったことは「良さを伝えること」であって、「お客さんにとりあえず言い返すこと」ではない。
だからどんな言葉を選ぼうか、、と返すことばを選ぶ日々でした。
具体的すぎて、ほかの業種でのイメージがつきにくいかもしれませんが、「どうしたら伝わるか」「どうしたら会話できるか」を考えながら過ごすことはどんな仕事でも活かせる力になると思っています。

受講したら「誰かと話したくなる」、コミュニケーションの準備運動をする場所に

ー受講するメリットはどのようなものがありますか?

受講したら「誰かと話したくなる」そんな講座にします。
コミュニケーションの準備運動をする講座と考えています。

話し慣れていない人と少しでも話せるようになる力は、日々の暮らしや仕事のあらゆる場面で「便利」です。
そのジャブを打ってみる場所として、活用してもらえたらと思います。

ー講座で工夫している点も教えてください

1対1の講座を用意しています。
また、少人数の3名を定員にしている講座も、進むスピードはお一人お一人に合わせます。

教材はスライドを画面共有しますが、手元で電子メモや鉛筆でのメモ書きなどするような形で、みなさんの手元に自分で書いたものが残るようにします。
講座が終わってから自分のことばを振り返って、また盛り付けて、と小さなインプットとアウトプットを繰り返してもらえるようにします。

この講座を受講しようか、迷っている方へ

コミュニケーションの下準備をするような、スモールステップの講座です。
私自身も初めてオンライン講座をするので不安もありますが、どのような方でも、まずはオンラインで繋がってもらえたことが嬉しい、、と思います。
「あなたのことば」を見つけるチャレンジをご一緒にできたらと思います!

\嘉陽さんの講座については、こちらから/